ヤニス+クレイのヒート。冷静に考えたら優勝候補どころか反則じゃない?

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NBAの今オフ、とんでもない移籍はいくつもありました。

でも改めて各チームのロスターを眺めていたら、僕はあるチームで手が止まりました。

マイアミ・ヒートです。

ヤニス・アデトクンボ。

バム・アデバヨ。

アンドリュー・ウィギンズ。

そして、クレイ・トンプソン。

……いや。

普通に強すぎない?笑

ヤニス獲得だけでも十分事件だったのに、8月にはクレイまで加入。しかもクレイは勝つチャンスを優先して、ダラスとのバイアウト後にヒートと約1,150万ドルの2年契約を結びました。

そこで今回は、新生ヒートが本当に優勝候補なのか考えてみます。

そもそもヤニスがヒートにいる時点でおかしい

まず最大の補強はもちろんヤニスです。

ヒートはタイラー・ヒーロー、ハイメ・ハケスJr.、ケレル・ウェア、カスパラス・ヤクチョニスに加え、複数のドラフト指名権を放出してヤニスとボビー・ポーティスを獲得しました。

かなり払っています。

でも相手はヤニスです。

2度のMVPを獲得し、優勝も経験済み。

そしてまだ31歳。

NBA公式も今回のトレードについて、ヤニスを「史上最高クラスのダウンヒルアタッカー」と評しています。

リングに向かって走り出したヤニスを止めるためには、当然ディフェンスは収縮します。

そこで問題です。

ヘルプに行ったとして。

外にクレイ・トンプソンがいたらどうするんでしょうか。笑

「ヤニスの横にシューター」という分かりきった答え

ヤニスのチーム作りについては、もう何年も同じことが言われています。

周りにシューターを置け。

スペースを作れ。

ヤニスがペイントを破壊したら外へキックアウトしろ。

バックスでも何度も見た形です。

そしてヒートが今回連れてきたのが、

NBA歴代3P成功数4位のクレイ・トンプソン。

クレイは現在36歳。

当然、ウォリアーズ王朝時代のクレイではありません。

ただし、ディフェンス側からすれば関係ありません。

クレイがコーナーに立っていて、

「もう36歳だから放置しよう」

とはならないんですよね。笑

シュート力があるというだけで、ヤニスが使えるスペースが広がります。

個人的には、クレイ自身が何点取るか以上に、クレイがそこに立っていること自体がヤニスへの補強だと思っています。

しかもバムがいる

さらに忘れちゃいけないのがバム・アデバヨです。

ヤニス+バム。

NBA公式もこの組み合わせについて、リーグ最高クラスのディフェンシブ・フロントコートになる可能性を指摘しています。

これ、プレーオフで相手する側は相当嫌じゃないですか。

ヤニスがいる。

バムがいる。

ウィギンズもいる。

後ろにはエリック・スポールストラ。

そして外を見るとクレイ。

攻撃の話をしていたのに、守備まで強い。

ズルくない?笑

ただし「ヤニス+バム」はオフェンスでは少し怖い

もちろん問題もあります。

一番分かりやすいのがスペーシングです。

ヤニスとバムはどちらも、基本的にはペイント周辺で強みを発揮する選手です。

NBA公式によれば、直近3シーズンの2人を合わせた数字はミドルレンジ39%、3P32%。

つまり、

ヤニス+バム+シューター3人

なら怖い。

でもヤニスとバムの周りのシュートが入らなくなると、一気にペイントが渋滞する可能性があります。

だからこそクレイ獲得が重要だったんでしょう。

でもクレイはもう36歳

ここも無視できません。

クレイは2月で36歳になりました。

全盛期のように相手エースを守りながら20点取ってくれる選手だと思ってはいけません。

それを期待するとさすがに酷です。

ただ、僕はヒートでは逆にそれがいいと思っています。

クレイにエースをやらせる必要がないからです。

ヤニスがいる。

バムがいる。

ウィギンズもいる。

クレイの仕事はシンプル。

走る。

空く。

打つ。

入れる。

これでいい。

ウォリアーズ王朝の頃と役割は違っても、「クレイを一番クレイらしく使える環境」になる可能性はあると思います。

しかもクレイ本人が勝ちに来ている

個人的に面白かったのが、クレイのヒート加入後のコメントです。

クレイはダラスとのバイアウトで約1,000万ドルを手放したと報じられています。

そのうえでヒートを選んだ理由について、再び高いレベルで勝てる機会に魅力を感じたと話しています。

これ結構好きなんですよね。

キャリア終盤。

すでに4回優勝している。

それでも、

「もう一回勝ちたい」

と。

しかもその横にヤニスがいる。

そりゃ行きたくなるわ。笑

ヒートはかなり未来を払った

ただし、このチームには明確なリスクがあります。

ヤニス獲得でヒートはかなりの資産を放出しました。

ヒーロー。

ハケス。

ウェア。

ヤクチョニス。

2026年13位指名権。

さらに2031年と2033年の1巡目指名権など。

つまり、

「とりあえずヤニス取ってみました」

ではありません。

完全に勝負に出ています。

でも僕はこれでいいと思います。

昨日カリーの記事でも似たことを書きましたが、優勝できるスーパースターがいる時期って永遠じゃありません。

ヤニスが31歳。

バムが29歳。

ウィギンズが31歳。

クレイが36歳。

狙うなら、

今です。

ヒートは本当に優勝候補なのか

じゃあ結論。

僕は普通に、

優勝候補だと思います。

もちろんシーズンが始まってみないと分かりません。

ヤニスとバムのスペーシング問題もある。

クレイの年齢もある。

ヒーローを失ったことで、自分でシュートを作れるガードが足りなくなる可能性もあります。

でもプレーオフになった時、

ヤニス。

バム。

ウィギンズ。

クレイ。

ポーティス。

そしてスポールストラ。

このメンバーを4回倒さないといけない。

普通に嫌です。笑

結局、ヤニス止めたらクレイ空くやん

そして僕がこのチームを一番見たい理由はこれです。

ヤニスがドライブします。

当然ヘルプへ行きます。

もう一人寄ります。

ヤニスが外へ出します。

そこに、

クレイ・トンプソン。

いやいや。

じゃあクレイについていきます。

すると、

ヤニスがそのままダンク。

……どうすんのこれ。笑

もちろんバスケはそんな単純じゃありません。

でも単純だからこそ強い組み合わせもあります。

ヤニス+クレイ。

シーズンが始まったら、この2人のツーメンゲームだけでも追いかけたいと思っています。

ヒート、これ普通に優勝あるんじゃないでしょうか。

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