NBAトレードについて【入門編】

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オフシーズンの楽しみ方

レイカーズの優勝で幕を閉じた長い長い19-20シーズンが終わり、ついにオフシーズンに突入しました! オフシーズンといえば話題になるのは各チームの来季に向けた補強ですよね。一口に補強と言ってもドラフトでルーキーを取るのか、トレードで即戦力を取るのか、色々な方法があります。

その中でも最も話題になりファンが一喜一憂するのがトレード話(噂)ではないでしょうか?

オフシーズンは日々複数名のトレードや移籍話がtwitter始め各メディア記事で盛り上げりを見せており、世界中でNBAが楽しまれていることを実感できます。

本日はそんなNBAのトレードについて基礎知識を紹介していこうと思います。

トレードのルールはあるの?

 

トレードとは、選手だけの交換だけでなく将来のドラフト指名権や複数人を絡めたトレードが存在しているから複雑です。。。 でもNBAが定めたルールを知れば少しは理解しやすいです!!

まずはトレード時に獲得・放出できるものを整理しました。

  • 契約下にあるプレイヤー
  • ドラフト指名権
  • ドラフト指名プレイヤーとの契約交渉権
  • ドラフト指名権を交換する権利
  • 現金

注意したいのは、何でも好きなだけトレードできるわけではないということです。サラリーキャップやプロテクトといった様々なルールに則って行われています。

サラリーキャップって何?

分かりやすく言うと、1つのチーム内の契約選手の年棒総額上限のことです。20-21年シーズンの各チームのサラリーキャップは109.1M$に決まりましたね。つまり、各チームは所属選手全員の年棒が109.1M$に収まるように契約する必要があります。

トレードであいつ欲しい、こいつも欲しいって獲得してもサラリーキャップを超えてしまうとやむなく選手を放出して年棒総額をサラリーキャップ内に収めるか罰金を払う必要があります。

ただ、いくつかの例外条項に限ってサラリーキャップの上限を超えることが認められるソフトキャップを採用しているため、超過した総額での契約も可能。更にその上に超過に応じた課徴金としてラグジュアリータックスを設定している。 選手を育成しても年俸の上昇によって制限額を超過してしまい、手放さざるをえなくなるという悪循環から逃れるためにソフトキャップを採用している。 実際のサラリーキャップ総額はリーグの前シーズンの収益から算定されシーズン毎に変更されています。

何でトレードするの?

各チームがトレードするのは上記で説明した通り、選手と選手だけではなく選手と指名権等といった一見対等に見えないモノ同士を交換しますが、何でそれでもトレードするのか?

その理由は主に下記4点のためです

  1. 戦力補強・・・次のシーズンで上位フィニッシュするための即戦力獲得
  2. 将来への種まき・・・すぐには上位を目指せないが数年後の再建のためにドラフト指名権をかき集め将来有望なルーキーを獲得したり、指名権で獲得した選手を他チームの選手とトレードしたり、将来飛躍するための種まきのため

このように、点で見るとどちらかが損した、得したと揶揄されるNBAトレードですがその時各チームが目指すものが異なるため例えスーパースターであってもトレードに出されることは珍しくはありません。長期目線で考え、チームが優勝を目指すために備えていることまで意識し、トレード話を追うとまた違った楽しみができます!

ぜひ、各チームの動向を見守り、トレードする意図を意識してみましょう。

まとめ

NBAオフシーズンを盛り上げるトレードについて、基礎の基礎を解説しました。本当はもっと色々と奥が深く、複雑なルールがあります。。これについては追々いつか記事にする予定です。

今回はトレードの基礎知識を解説しました!では、また次回。

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