アシストの定義【ルール解説】

NBAの試合を見ていると、目を奪われる華麗なパスからの豪快なダンクといった素晴らしいプレーを見にすることがあるかと思います。

でも華麗なパスも普通のバウンドパスも同じアシストとして判定されます。

スラムダンクで言うと”同じ2点だピョン”です。

 

とは言え、観てる側としては華麗なパスに憧れ、つい見とれてしまうことが多々あるかと思いますが厳密にアシストの定義を理解しているでしょうか?結構雰囲気で判断してしまい曖昧な方が多いと思います。

それでは、どんなパスがアシストとして判定されるのか、定義を解説します。

こんな人にお勧め

・アシストの定義が分からない、曖昧かも・・

アシストとは?

まず、定義よりも前にアシストって何?から解説します。

スポーツをやっている方、見たことのある方ならすぐに分かると思いますが

得点に繋がるパスを出すことを「アシスト」と呼びます

当然、どんなに素晴らしいパスでもシュートが入らなければアシストにはなりません。

 

アシストの定義(Wikipediaより)

Wikipediaによると、

「バスケットボールにおいてアシスト(Assist)とは、得点に直接貢献するパスを出すプレイや、パスを出した選手に与えられる記録項目。ただし、パスを受けた後、ドリブルなどで相手を抜いた後にシュートを行った場合はアシストにはならず、シュート動作中に守備側からファウルを受け、与えられたフリースローによって得点した場合は記録に数えられない。」

 

ここから読み取れるのは、ドリブルを付いたりフリースローはアシスト扱いにはならないということです。

ドリブルを付いてはいけないの?と思ったそこの貴方、大丈夫です。私もこれは知らなかったです。

ただ厳密にはドリブルするとアシストが付かない訳ではない場合が多いので、これは深堀りする必要があります。

ドリブル付いてもアシストになるの?

Wikipediaはドリブルを付くとアシストにはならないと書いてありますが、これには語弊があります。

得点者がボールを持った時点で「シュートが打てたかどうか」が判断のポイントとなります。

そう、

シュートを打てたのに敢えてドリブルしたのならそれはもうアシストとして良いよね、ということです。

アシストにならない場合

厳密にどういった場合にアシスト扱いとならないのか、下記に代表的なプレーを書き出してみました。

・エアボールしたボールを得点者が取って点を決めた場合 ⇒シュートミスとしてカウント

・得点者がパスを受け取った際にシュートを打てず、数回ドリブルの後シュートを決めた場合 ⇒得点者のみの力で点を取ったためアシストにはならない。つまりドリブルやフェイクをしないと得点ができないのであればそれはパスのおかげでの得点ではないということです。

・パスした仲間がシュートファウルを受け、フリースローを決めた場合⇒ バスケットカウントの場合はアシストとなりますが、外れた場合はアシストにはなりません。

アシストとなる場合

逆にアシストとしてカウントされる場合の代表例を紹介します

・パスした仲間がキャッチ&シュートを決めた場合

・速攻からのレイアップやダンクの場合

・速攻時、相手が前にいてドリブルを行ってレイアップやダンクした場合⇒目の前に相手がいてドリブルをしているものの、速攻からの得点であるためアシストとして扱われます

まとめ

少しでもアシストの定義が伝われば幸いです。

基本的に、味方がボールをキャッチした時点でシュートが打てる状況であったかどうかがアシストの判断基準となります。

フリースローやドリブルからのシュートは基本的にアシストにはなりません。

上記2点さえ覚えておけば問題ないです!

 

最初は基準を把握するのが難しいと思いますが、試合を沢山見るうちに必ずどういった場合にアシストとなるのかが分かるようになります。

バスケが上手い人はパスも上手い=パスが上手いとバスケが上手い と言えます。

パスの楽しさを覚えるともう一生やめられなくなるでしょう。

バスケのルール説明も今後は力を入れていこうかと思いますので今後も楽しみにしていただけると幸いです。

 

 

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