バスケットボール初心者向け:トラベリングの基本ルールを分かりやすく解説

スポンサーリンク

 

バスケットボールでの「トラベリング」について、初心者にも分かりやすく説明します。トラベリングとは、ボールを持ったプレイヤーがルールに反して歩いたり足を動かしたりしてしまう反則です。この反則は、ボールを持ちながら自由に歩き回れないようにするためにあります。

 

トラベリングのルールを簡単に理解するためのポイント

バスケットボールでは、ボールを持っているときに「ピボット足」という軸足を決めて、その足を中心に体の向きを変えたり、他の足だけを動かすことができます。このルールが守られていれば、反則にはなりません。

1. ピボット足を決める

ボールを持ったとき、どちらか片方の足を「ピボット足」に決めます。このピボット足は地面から離さず、固定したままでなければいけません。たとえば、右足をピボット足にした場合、その右足はずっと床についている必要があり、もう片方の左足だけを動かすことができます。

2. ボールを持ったまま歩かない

ピボット足を決めた後に、そのピボット足を離して歩き出したり、ピボット足を中心にせずに足を動かすと、トラベリングの反則になります。バスケットボールでは、ボールを持ったまま自由に歩き回れないので、ピボット足を守りながら動かなければいけません。

3. ドリブルで自由に動くことができる

ボールを床に弾ませる「ドリブル」をしている間は、ピボット足のルールに縛られず自由に動くことができます。例えば、ドリブルをしながら歩いたり、走ったりしても大丈夫です。しかし、ドリブルを止めてボールを両手で持った瞬間から、ピボット足が再び決まります。その後はピボット足を離さないようにしなければなりません。

4. ギャザーステップ(ステップの特例)

ボールをキャッチしたときに、すぐにジャンプしたり、1〜2歩だけなら移動することが許されています。これを「ギャザーステップ」と言います。このステップはルール内で認められている動きですが、2歩以上歩くとトラベリングになってしまいます。

具体例で理解しよう

分かりやすい例として、次のようなシーンを考えてみましょう:

• あなたがパスを受け取ってボールをキャッチした瞬間、右足をピボット足に決めます。
• ピボット足(右足)を地面に固定したまま、左足を使って体の向きを変えたり、周りの選手を避けたりすることができます。
• しかし、右足(ピボット足)を離してしまうと、トラベリングの反則になってしまいます。

また、もしドリブルをしているなら、ピボット足を気にせずに動き回れますが、ドリブルを止めた瞬間にピボット足が決まり、その後は自由に歩けなくなります。

覚えておきたいポイント

「ボールを持っているときはピボット足を地面につけたままにする」ことを意識するだけで、トラベリングを避けやすくなります。

タイトルとURLをコピーしました