クリッパーズの八村塁が、またも左大腿四頭筋の張りで試合を欠場しました。11月2日のラプターズ戦を休んだのは、今季2度目のことです。直前のウォリアーズ戦では移籍後最多となる24得点を挙げていたので、好調のタイミングでの離脱は残念なニュースと言えそうです。
今季2度目の左大腿四頭筋のトラブル
八村は10月29日のレーカーズ戦でも同じ左大腿四頭筋の痛みで欠場しており、10月31日のティンバーウルブズ戦で一度は復帰していました。わずか数日でまた同じ場所に張りが出てしまったことになります。クリッパーズは11月2日の時点で復帰時期を明らかにしていません。
直前戦は移籍後最多の24得点
欠場の前の試合、11月1日のウォリアーズ戦で八村は先発出場し、30分04秒のプレーで24得点と7リバウンドを記録しています。シュートは16本中10本、3ポイントも7本中4本が決まり、チーム最多得点でした。それだけに、翌々日の欠場は痛いタイミングだったはずです。せっかく掴んだ手応えを、またお休みの期間で止めてしまう形になりました。
| 試合日 | 対戦相手 | 結果 | 八村の出場 |
|---|---|---|---|
| 10月29日 | レーカーズ | 敗 | 欠場(左大腿四頭筋) |
| 10月31日 | ティンバーウルブズ | 記載なし | 復帰して出場 |
| 11月1日 | ウォリアーズ | 112対124で敗 | 先発24得点7リバウンド |
| 11月2日 | ラプターズ | 118対125で敗 | 欠場(左大腿四頭筋) |
チームは5連敗、今季成績も確認
クリッパーズは開幕戦に勝利したものの、そこから5連敗が続いています。八村が欠場したラプターズ戦も125対118で落としており、簡単に浮き上がれない状況です。次はホームで11月5日にヒート、11月9日にペリカンズと対戦する日程が決まっています。
八村自身の今季成績を見ると、5試合で平均30分の出場です。得点は13.4、リバウンドは6.0を記録しています。3ポイントの成功率は38.7パーセントとなっており、出場できた試合では高い水準を保っています。欠場が続くほど、この数字を積み重ねる機会そのものが減ってしまうのが悩ましいところです。
クリッパーズは八村以外にも負傷者を抱えています。ブランドン イングラムは右かからの手術からの回復中で、シーズン序盤は出場できていません。デリック ジョーンズJr.やジョーダン ミラーといった選手も欠場が続いており、ラプターズ戦ではカワイ レナードも休養していました。主力が揃わない中での5連敗には、こうした事情も重なっています。
開幕前から八村にはチームの中心としての期待がかかっていましたが、ここまでは負傷との付き合いが多いシーズンの入りになっています。幸い大腿四頭筋の張りは深刻な負傷に発展するケースが少ない部位とされていますが、同じ場所を2度傷めている以上、無理に戻すよりは慎重な判断が優先されるはずです。八村は今年の夏に2年28ミリオンドルでクリッパーズと契約を結び直したばかりでもあります。ロサンゼルスでの新天地だけに、まずは体を整えることを優先してほしいところです。開幕前には、チームを引っ張る存在になりたいとコメントしていた八村です。その言葉どおりの働きを見せていたからこそ、ここでの離脱がもったいなく映ります。
同僚の河村勇輝にも注目
クリッパーズ傘下のGリーグチーム、サンディエゴ クリッパーズには河村勇輝も合流しています。河村のGリーグ登録が決まったのは10月下旬のことで、本拠地オーシャンサイドでの初戦は11月6日に組まれています。八村がNBA本体で、河村がGリーグで、それぞれの立場からクリッパーズを支える構図は日本のファンにとっても見逃せないところです。
ちなみに八村は10月末のレーカーズ戦でも同じ左大腿四頭筋の張りを理由に欠場しています。今回が実質3度目のアラートとも言えます。短い期間に何度も同じ部位の張りが出ているとなると、シーズンを通してどう付き合っていくかが今後のテーマになりそうです。
クリッパーズでの新シーズンに懸けるもの
八村がこの夏にレーカーズを離れてクリッパーズに移ったのは、同じロサンゼルスでの新しい挑戦でした。タイロン リューHCのもとでより大きな役割を期待されての加入だっただけに、開幕早々の離脱は本人にとってももどかしいはずです。実際、11月1日のウォリアーズ戦では3ポイントを積極的に打ち、移籍後最多の得点で結果を示していました。
大腿四頭筋はももの前側にある大きな筋肉で、ジャンプやダッシュのたびに負荷がかかる部位です。張りの段階で無理をすると肉離れなど大きな負傷につながることもあるため、クリッパーズが慎重に状態を見ているのは妥当な対応だと思います。チームとしても、エースの長期離脱は避けたいところでしょう。カワイ レナードやベン シモンズといった顔ぶれも含め、もともと負傷との付き合いが長い選手が多いチームでもあります。八村にはまず自分のコンディションを整えてもらい、チームが上向くタイミングで合流してほしいところです。
まとめ
- 八村塁が左大腿四頭筋の張りで今季2度目の欠場、復帰時期は未定
- 直前のウォリアーズ戦では移籍後最多の24得点を記録していた
- クリッパーズは開幕戦以外全敗で5連敗中
- 八村の今季成績は5試合で平均13.4得点、リバウンド6.0
個人的には、せっかく掴んだ好調の流れが途切れてしまうのが惜しいと感じます。大腿四頭筋のケアは焦ってもいいことがないので、ここは慌てずに戻ってきてほしいところです。11月5日のヒート戦、11月9日のペリカンズ戦にはホームで出場できるのか、まずはそこを見守りたいと思います。次に出場できる試合で、またウォリアーズ戦のような活躍を見せてくれることを楽しみに待ちたいと思います。
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