三遠ネオフェニックスが開幕4連勝。指揮を執ったのは女性アシスタントコーチだった

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Bプレミア2026-27シーズンの西地区で、開幕から無傷の4連勝を続けているクラブが3つあります。広島ドラゴンフライズ、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、そして三遠ネオフェニックスです。その中でも三遠の4連勝には、ちょっと特別な背景があります。10月3日・4日のアウェー2連戦、指揮を執ったのはHCではなく、アシスタントコーチ兼通訳の綾部舞さんだったんです。

男性が指揮を執るのが当たり前になっているB.LEAGUEの現場で、女性のHC代行がそのまま2連勝を飾ったというのは、素直にすごいニュースだと思います。今回はこの4連勝の内容と、綾部HC代行について整理してみました。

佐賀との2連戦、2試合とも勝利

三遠は10月3日に佐賀バルーナーズを97-61の大差で下し、続く4日の試合も93-89で振り切って連勝しました。これで開幕から無傷の4連勝です。大野篤史HCが体調不良のため、この2連戦を欠場したのですが、チームとしての動揺を感じさせない勝ち方だったのは見事だと思います。

日付対戦相手スコア結果
10月3日佐賀バルーナーズ97-61三遠が勝利
10月4日佐賀バルーナーズ93-89三遠が勝利

綾部舞HC代行とは、どんな人なのか

綾部舞さんは長崎県出身、1986年11月10日生まれの39歳です。2018年から千葉ジェッツで大野篤史HCのもとで通訳を務め、2022-23シーズンに大野HCとともに三遠へ移籍しました。2023-24シーズンからはコーチ業も兼任し、2024-25シーズンからはアシスタントコーチ兼通訳として三遠を支えてきた人物です。つまり、今回いきなり現場に放り込まれたわけではなく、長年大野HCのそばでチームを見てきた積み重ねがあったということですね。

大野HCからは「現場で見えているものを自分で信じて判断していいよ」と背中を押されていたそうです。初勝利を挙げた10月3日の試合後には、選手たちがロッカールームで綾部HC代行をウォーターシャワーで祝福したというエピソードも紹介されていて、チーム内の信頼関係がよく伝わってくる話だと思います。

本人が語った、女性指揮官としての思い

4連勝について、綾部HC代行は選手たちが必要な場面で役割を果たしてくれたことを挙げ、勝ちを積み重ねることが「良い文化」につながると話しています。また、男性中心と見られがちな現場で女性が結果を出すことについても触れ、女性コーチを増やすことや、若い世代に勇気や希望を与えたいという思いを語っていました。大役を終えた安堵感からか、大野HCに「バトンを渡したい」と笑顔を見せたそうです。

個人的には、結果を出したから評価されるというだけでなく、その裏にある積み重ねとチームの支え方にちゃんと注目したいニュースだなと感じました。大村将基ACやエヴァンゲロス・マギラスアソシエイトコーチとの連携もあっての2連勝だったという本人の言葉からも、三遠というチームの地力が垣間見える気がします。

まとめ

  • 三遠ネオフェニックスは佐賀との2連戦に連勝し、開幕から無傷の4連勝
  • 大野篤史HCの体調不良で、綾部舞アシスタントコーチ兼通訳がHC代行を務めた
  • 綾部HC代行は2018年から大野HCのもとで通訳・コーチを歴任してきた人物
  • 女性コーチを増やしたいという思いも語った

三遠は10月10日、信州ブレイブウォリアーズとの試合で開幕5連勝を狙います。9月22日に開幕した2026-27シーズンは、まだ2週間ほどしか経っていませんが、こうした裏側のドラマが見えてくるのも開幕直後ならではだなと思います。大野HCが戻ってきたとき、どんな顔で綾部さんと振り返るのか、個人的にはそこも気になっています。

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