河村勇輝選手が、所属するサンディエゴ クリッパーズのGリーグ開幕戦で負傷退場しました。現地時間11月6日。日本時間では11月7日に行われた試合です。河村選手は先発ポイントガードとして出場し、前半だけで8得点3アシストを記録していました。しかし第2クォーターの途中でアクシデントに見舞われています。
河村選手は10月にロサンゼルス クリッパーズからウェイブされ、その後はGリーグのサンディエゴ クリッパーズでプレーしながらNBAの本契約を目指す道を選んでいました。その経緯はクリッパーズからウェイブされた2日後の決断を振り返った記事でも触れていますが、今回はいよいよその新しいシーズンの開幕戦です。自分も楽な気持ちでは見られない、そんな一戦でした。
先発フル出場、前半だけで8得点3アシストの好調ぶり
サンディエゴ クリッパーズはホームのフロントウェーブ アリーナでバレー サンズと対戦しました。河村選手は開幕戦から先発ポイントガードに指名されています。試合開始から約2分半の時点で味方のダンクをお膳立てし、この試合の初アシストを記録しました。第1クォーター残り8分2秒には、クロスオーバーからのレイアップで今季初得点も挙げています。
さらに同6分26秒には、ペイントエリアでファウルを受けながらも難しいシュートを沈め、味方に向かって声を出す姿も見られました。第2クォーターに入ってからもキックアウトパスで味方の3ポイントをアシストし、ミドルジャンパーやフリースローで得点を重ねています。この時点での河村選手のスタッツは、8得点3アシスト1スティールでした。シュートはフィールドゴール3本中3本成功していたものの、課題としていた3ポイントは3本とも外れていました。それでも、アシストやディフェンスを含めた全体の動きは、開幕戦としてかなり上々な出来だったと言ってよさそうです。
第2クォーター残り6分45秒のアクシデント
好調だった河村選手に、第2クォーター残り6分45秒、アクシデントが起こります。ディフェンスのリバウンド争いでボールを奪った直後、相手のビッグマンの転倒に巻き込まれる形で右足を負傷しました。足首付近を両手で抱え、しばらくコートに横たわる場面もありました。
その後もいったんプレーを続けましたが、残り5分40秒のところで交代しています。ベンチの奥でトレーナーの処置を受け、前半終了時には足を少し引きずってロッカールームへ向かう姿が中継で伝えられました。後半はコートに戻らず、現地のレポーターからも試合への復帰はないことが伝えられています。負傷の具体的な診断結果はまだ発表されておらず、程度や復帰の時期は現時点でははっきりしません。
自分としては、ここまで準備してきた開幕戦でこの形になってしまったことが、純粋に残念です。Gリーグでの活躍を積み重ねてNBA本契約をつかみにいくシーズンだけに、まずは大事にならないでほしいというのが正直な気持ちです。
河村選手にとって、この開幕戦はただの1試合ではありません。報道によると、河村選手はユーロリーグからの誘いもあった中で、それを断ってサンディエゴでのプレーを選んだとされています。NBA本契約という目標から逆算すれば、Gリーグに残る方が近道になると判断したはずです。だからこそ、その初戦でアクシデントに見舞われてしまったことには、本人も悔しさを感じているのではないかと自分は想像しています。
試合後、SNS上では日本のファンから心配する声が多く上がりました。大事にならないでほしいという声や、開幕戦でいきなり離脱してしまうことへのつらさを口にする声が目立っています。河村選手を見てきた人であれば、同じように感じた人も多いはずです。
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 出場時間 | 前半のみ約12分 |
| 得点 | 8得点(FG3/7、3P0/3、FT1/2) |
| アシスト | 3 |
| スティール | 1 |
| ターンオーバー | 1 |
チームは129対126の打ち合いを制して開幕戦を白星スタート
河村選手を欠いた後半も、サンディエゴ クリッパーズはバレー サンズとの打ち合いを演じました。最終的には129対126で勝利し、Gリーグでの開幕戦を白星で飾っています。両チームで250点を超えるスコアになったことからも分かるとおり、守備よりも攻め合いが目立つ展開だったようです。河村選手としては、チームの勝利を途中から見守る形になったはずです。それでも開幕戦を白星でスタートできたことは、チーム全体にとっては悪くない結果だったと思います。
河村選手がサンディエゴ クリッパーズのGリーグ公式ロスターに名前を連ねたこと自体は、公式リストへの掲載を伝えた記事でまとめています。Gリーグでの年俸や仕組みについてはGリーグの年俸と仕組みを解説した記事も参考にしてみてください。河村選手にとっては、エグジビット10契約でのキャンプ招待から始まったシーズンです。ウェイブを経てもなお、NBA本契約という目標を手放していません。その意味でも、今回の負傷が長期的な離脱につながらないことを願うしかありません。
次戦は11月10日、敵地でコーチェラバレー レイカーズと対戦
サンディエゴ クリッパーズの次戦は、現地時間11月9日、日本時間では11月10日に予定されています。敵地でコーチェラバレー レイカーズと対戦する日程です。河村選手がこの試合に出場できるかどうかは、今回の負傷の程度次第ということになります。開幕戦の好調ぶりを見る限り、本人のコンディション自体は悪くなかったはずなので、まずは焦らず回復を待ちたいところです。
まとめ
- 河村勇輝選手はGリーグ開幕戦で先発し、前半だけで8得点3アシストを記録
- 第2クォーター残り6分45秒、相手ビッグマンとの接触で右足を負傷し途中交代
- チームは129対126でバレー サンズに勝利し、開幕戦を白星スタート
- 次戦は11月10日、コーチェラバレー レイカーズ戦
開幕戦の入りだけを見れば、河村選手がこのシーズンに懸けてきたものがしっかり伝わってくる内容でした。だからこそ、このアクシデントで止まってしまうのはもったいないです。まずは診断結果と、本人や球団からのコメントを待ちたいと思います。
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