サンズC マーク・ウィリアムズが肩の手術でシーズン序盤離脱、穴埋めにデュオップ・リースをミニマム契約で獲得

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開幕前からいきなり厄介なニュースが飛び込んできました。フェニックス・サンズのセンター、マーク・ウィリアムズが左肩の関節唇断裂の手術を受け、シーズン序盤を欠場することが発表されています。7月にチームと3年3,800万ドル(しかも全額保証)で再契約したばかりだったので、サンズ側からすればタイミングとしてはかなり痛いはずです。今回はこの怪我の状況と、それを受けてサンズが動いた補強策について整理しておきます。

ウィリアムズの怪我、復帰時期は「未定」だけど…

手術が行われたのは9月10日(木)で、球団が正式に発表したのは翌9月11日(金)です。オフシーズンのワークアウト中に左肩を痛めたとのことで、いわゆる不慮の怪我というやつですね。NBA.comやAP通信配信の記事を見る限り、球団からのコメントは一貫して「復帰時期は未設定(without a set timetable to return)」というもので、具体的に何月に戻るとは一切明言していません。

ただ、Arizona SportsのJohn Gambadoro氏は自身の見立てとして「回復にはおよそ5か月かかり、2月頃の復帰があり得るのでは」という推測を出しています。これはあくまでGambadoro氏個人の予想であって、球団やShams Charania氏といった一次報道が具体的な月数を出しているわけではない、という点は分けて理解しておいた方がいいと思います。実際、9月17日付の一部記事では出典を明示せずに「少なくとも5か月離脱」と既定事実っぽく書かれているものもありましたが、そこは正直ちょっと乱暴な書き方だなと感じました。関節唇断裂は選手によって回復のばらつきが大きい怪我なので、球団が慎重に「未定」としているのも理解できます。

ウィリアムズは前季キャリアハイの60試合に出場し、平均11.7得点・8.0リバウンドを記録していました。故障が多い選手というイメージがどうしてもついて回る中でようやく体が持ったシーズンだっただけに、今回の離脱は本人にとっても悔しいものがあるでしょう。契約したばかりの全額保証3年契約というのも皮肉というか、球団としては信頼して大型契約を結んだ矢先の出来事なので、なおさらモヤモヤが残る展開だと思います。

代役はデュオップ・リース、ミニマム契約で加入

このウィリアムズ離脱を受けて、サンズは9月16日にデュオップ・リース(6-9)と1年間のベテランミニマム契約を結んだと発表されました。一次報道はいつも通りShams Charania氏です。保証額については明記している記事が見当たらず、私の方でも確認が取れなかったのでここでは触れないでおきます。

リースの経歴を見ると、単に「契約満了でブレイザーズを離れた」というシンプルな話ではありません。2026年1月29日に右足の疲労骨折で手術を受け、その直後の2月1日にブレイザーズがヴィト・クレイチとのトレードでリースをホークスへ放出。さらにトレードから数日後、ホークスが今季絶望の状態を承知の上でリースをウェイバーにかけ、そのままFAになっていたという流れです。つまり負傷→トレード→放出→FAというかなり慌ただしい経緯を経て、今回サンズにたどり着いたことになります。ブレイザーズ在籍時はドラフト上位指名のドノバン・クリンガンやヤン・ハンセンの台頭で出場機会が年々削られていて、前季は32試合出場ながら平均8.1分・2.9得点・1.2リバウンドとかなり限定的な起用でした。

正直、スタッツだけ見ると即戦力感は薄いですし、開幕までにフルコンディションに戻るかも不透明です。それでもミニマム契約でセンターの頭数を確保できるのは、怪我人が出た今のサンズにとっては悪くない判断だと思います。

センター陣の構図はどうなる

ウィリアムズが抜けたことで、まず出場機会が増えそうなのは2年目のカーマン・マルアクです。サマーリーグでの評価も高かった選手なので、開幕からいきなり大きな役割を任される可能性が出てきました。バックアップの座については、既存のオソ・イゴダロとリースが争う構図になりそうです。

サンズは前季45勝37敗でプレイインを勝ち上がって西カンファレンス8シードを獲得したものの、1回戦でオクラホマシティ・サンダーに4連敗のスイープを喫して敗退しています。今季はデビン・ブッカーを軸にしつつ、リビルドではなくプレーオフのミッドシード進出を狙う位置付けだと報じられていて、その意味でもセンターの層の薄さは開幕前から気になっていたポイントでした。ウィリアムズの離脱はその不安を早速突いてきた形で、マルアクがどこまで即戦力として計算できるかが序盤戦のカギになりそうです。

まとめ

ウィリアムズの復帰時期は球団としてはっきり示していない以上、こちらも変に断定せず「未定」として見守るしかありません。Gambadoro氏の2月復帰説が当たるかどうかも含めて、公式発表を待ちたいところです。リースについては即座に大きな戦力になるとは言いにくいですが、こういう地味な補強がシーズン中盤以降のセンター陣の踏ん張りにつながることもあるので、個人的には静かに注目しておきたい加入です。ウィリアムズの一日も早い復帰を願いつつ、開幕後のセンターローテーションがどう組まれるか見ていきたいと思います。

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