2026年11月2日、現地時間でオクラホマシティ サンダーはクリーブランドに乗り込み、キャバリアーズと対戦しました。開幕からまだ1週間ほどですが、両チームとも早い時期から好不調の波が見えてきている中での1戦でした。試合は117対112でサンダーが勝利し、2連敗で迎えた一戦を気持ちよく終えました。チームを引っ張ったのはシェイ ギルジャス アレクサンダーで、35本中14本のシュートを沈めて今季最多となる43得点を記録しています。
試合の流れ、第2クォーターで引き戻す
試合の入りはキャバリアーズが良く、第1クォーターを30対26で終えています。ところが第2クォーター、サンダーが33得点を返して流れを引き戻しました。前半を終えた時点でサンダーが59対48とリードを広げています。
| チーム | 第1Q | 第2Q | 第3Q | 第4Q | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| サンダー | 26 | 33 | 31 | 27 | 117 |
| キャバリアーズ | 30 | 18 | 36 | 28 | 112 |
第3クォーターはキャバリアーズが36得点を返し、90対84まで追い上げる場面もありました。最終クォーターはサンダーが27得点、キャバリアーズも28得点を挙げる点の取り合いとなりました。最後まで突き放されることなく、サンダーが117対112で逃げ切っています。
アレクサンダーの43得点とサンダーの厚いベンチ
アレクサンダーは3ポイントも8本中4本を沈め、リバウンド3つとアシスト8つを記録しています。この日のリーグ全体15試合を見渡しても、43得点は最多のスコアでした。得点だけでなく、チームの攻撃を作る部分でも存在感を示した試合だったと言えそうです。
先発から出場したアイザイア ハーテンスタインはリバウンドを14つ集め、チームの要所を締めました。ベンチからも得点が続きました。アジェイ ミッチェルが20得点、ケンリッチ ウィリアムズが12得点です。アダイ マーラも10得点を加え、ベネット スターツとマイカ ピーヴィーもそれぞれ9得点と8得点を記録しています。この日出場したジェイレン ウィリアムズは3得点にとどまりましたが、ケイソン ウォレスとチェット ホルムグレンは負傷で欠いたままの戦いが続いています。サンダーの選手層の厚さが、主力を欠く状況でも接戦をものにできた理由のひとつかもしれません。開幕からすでに主力2人を欠いていることを考えると、この勝ち方は収穫のはずです。アレクサンダーはここ数試合の得点感覚が高く、この日も終盤までフィニッシュを譲らなかった印象です。守備でもパスの出どころを限定する動きが目立ち、キャバリアーズのペースを乱していました。35本中14本という成功率を見ると、決して高い確率ではありません。それでも要所で崩れずに打ち続けられる勝負強さが、この43得点に結びついたのだと思います。
ここで両チームの個人成績を細かく見ておきます。サンダーは先発5人とベンチ5人が得点に絡み、キャバリアーズも8人が得点を記録する点の取り合いでした。両チームとも誰か一人に偏らず、チーム全体で得点を重ねた試合だったことが分かります。
| サンダーの選手 | 得点 | リバウンド | アシスト |
|---|---|---|---|
| ギルジャス アレクサンダー | 43 | 3 | 8 |
| アジェイ ミッチェル | 20 | 5 | 1 |
| ケンリッチ ウィリアムズ | 12 | 3 | 1 |
| アダイ マーラ | 10 | 9 | 0 |
| ベネット スターツ | 9 | 2 | 0 |
| マイカ ピーヴィー | 8 | 5 | 0 |
| ジャレッド マッケイン | 7 | 9 | 2 |
| ハーテンスタイン | 5 | 14 | 4 |
| ジェイレン ウィリアムズ | 3 | 3 | 2 |
| キャバリアーズの選手 | 得点 | リバウンド | アシスト |
|---|---|---|---|
| ドノバン ミッチェル | 17 | 5 | 11 |
| ミーリーク トーマス | 17 | 5 | 1 |
| エバン モブリー | 16 | 7 | 4 |
| ジャレット アレン | 14 | 6 | 1 |
| ジェームズ ハーデン | 14 | 4 | 6 |
| マリオ ヘゾンヤ | 12 | 8 | 3 |
| タイリース プロクター | 10 | 4 | 2 |
| サム メリル | 8 | 3 | 2 |
キャバリアーズも粘りを見せる
敗れたキャバリアーズでも、見せ場は多くありました。ドノバン ミッチェルは17得点に加えてアシストを11つ記録し、ダブルダブルで試合を支えています。ミーリーク トーマスも17得点を挙げました。ジェームズ ハーデンは14得点とアシスト6つで、ベテランらしい仕事ぶりを見せています。エバン モブリーも16得点とリバウンド7つを記録し、インサイドでも存在感を示しました。タイリース プロクターも10得点を加え、サム メリルも8得点を記録しました。控え層の得点力自体は悪くなかったはずです。守備とリバウンドで上回られた点を、次の対戦までにどう修正するかが鍵になりそうです。
両チームのここまでの歩み
サンダーはこの勝利で5勝2敗とし、西カンファレンス5位につけています。まだシーズンは序盤ですが、西カンファレンスは混戦模様で、ここでの1勝1敗の価値は決して小さくありません。開幕から4連勝したものの、その後はマーベリックス戦とロケッツ戦を連敗していました。直前の2連敗を止められたのは、シーズンの入り口としては大きな意味を持ちそうです。
キャバリアーズは今回の黒星で4勝3敗、東カンファレンス6位となりました。開幕戦を落とした後に3連勝を挟み、ホークス戦で一度負けてからはバックス戦を136対111で大勝しています。乗っていた状態からの一敗だけに、切り替えが求められる1試合になりました。東カンファレンスは上位から下位までの差が小さく、1つの勝敗で順位が大きく動く時期がまだ続きそうです。両チームは11月4日にも同じ相手と再戦します。この勢いをどちらが次に生かせるか注目したいところです。
チーム全体のシュート数を比べると、意外にもキャバリアーズの方が効率よく決めていました。フィールドゴールはキャバリアーズが90本中40本、サンダーは98本中42本です。3ポイントもキャバリアーズが49本中18本に対し、サンダーは31本中12本にとどまっています。それでもサンダーが勝ち切れたのは、リバウンドで54対46と上回り、とくにオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスを多く得られたことが大きかったはずです。
この試合はキャバリアーズのホームで行われたもので、サンダーにとっては2試合続く対戦の1戦目にあたります。11月4日には今度はオクラホマシティに会場を移して同じ相手と再戦する予定です。2025-26シーズンの対戦では2026年1月にサンダーが136対104で大勝しており、ここ最近はサンダーが優勢な相性です。アウェーでの接戦をものにできたことで、ホームでの2戦目に向けてはサンダーの方が良い流れで入れそうです。
この日のNBA全体の動き
この日はNBA全体で15試合が組まれ、1試合平均111.6得点というハイペースな夜でした。アレクサンダーの43得点は、この日に出た個人得点の中でも最多です。3ポイントではホークスのニッキル アレクサンダー ウォーカーが9本を成功させ、リバウンドではブレイザーズのドノバン クリンガンが18本を記録しています。アシストはレイカーズのルカ ドンチッチが13つで最多でした。トリプルダブルは出ませんでしたが、ダブルダブルは21人に達しており、各地で打ち合いが目立つ一夜になりました。ペリカンズとグリズリーズの試合は延長戦までもつれ込むなど、接戦も多く見られています。
まとめ
- サンダーが117対112でキャバリアーズに勝利し、連敗を2で止めた
- アレクサンダーが35本中14本のシュートで今季最多43得点を記録
- 先発のハーテンスタインがリバウンド14つ、ベンチも計54得点で分厚い援護
- サンダーは5勝2敗で西カンファレンス5位、キャバリアーズは4勝3敗で東カンファレンス6位につけている
個人的には、アレクサンダーが3ポイントも含めて得点パターンを増やしているのが気になります。昨シーズンまでは得点の多くをミドルレンジとフリースローに依存している印象でしたが、外からの一本が増えるとディフェンスはさらに守りづらくなるはずです。主力に負傷者を抱えながらこの数字を出せるなら、シーズンを通して期待できそうです。次のキャバリアーズ戦でも同じような戦いができるか楽しみにしたいと思います。開幕してまだ1週間程度ですが、両チームとも接戦を拾えるかどうかでシーズン全体の立ち位置が変わってきます。ここからの数試合は、両チームにとって調子を見極める大事な時期になりそうです。
NBAの試合をテレビやネットで見る方法は、こちらの記事で詳しくまとめています。
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