NBAの歴史で「一番長く勝ち続けたチーム」はどこだと思いますか? 73勝9敗のウォリアーズ? それともジョーダンのブルズ? 実は答えはどちらでもなく、50年以上前のチームです。
この記事では、NBA歴代の最多連勝記録をランキング形式で整理しました。レギュラーシーズンだけでなく、開幕からの連勝やプレーオフでの連勝記録もまとめています。2025-26シーズンのサンダーやニックスの記録も反映した最新版です。
NBA歴代最多連勝記録ランキング(レギュラーシーズン)
まずはレギュラーシーズンの連勝記録です。シーズンをまたいだ連勝もカウントされます。
| 順位 | 連勝 | チーム | シーズン | 止めたチーム |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 33 | ロサンゼルス レイカーズ | 1971-72 | ミルウォーキー バックス |
| 2位 | 28 | ゴールデンステイト ウォリアーズ | 2014-15〜2015-16 | ミルウォーキー バックス |
| 3位 | 27 | マイアミ ヒート | 2012-13 | シカゴ ブルズ |
| 4位 | 22 | ヒューストン ロケッツ | 2007-08 | ボストン セルティックス |
| 5位タイ | 20 | ワシントン キャピトルズ | 1947-48〜1948-49 | インディアナポリス ジェッツ |
| 5位タイ | 20 | ミルウォーキー バックス | 1970-71 | シカゴ ブルズ |
| 7位タイ | 19 | ロサンゼルス レイカーズ | 1999-00 | ― |
| 7位タイ | 19 | ボストン セルティックス | 2008-09 | ― |
| 7位タイ | 19 | サンアントニオ スパーズ | 2013-14 | ― |
| 7位タイ | 19 | アトランタ ホークス | 2014-15 | ― |
※7位タイの4チームは連勝を止めたチームを省略しています。出典:Wikipedia「List of NBA longest winning streaks」
1位:1971-72レイカーズの33連勝はなぜ破られないのか
歴代1位は1971-72シーズンのレイカーズが記録した33連勝です。1971年11月5日から1972年1月9日まで、約2か月にわたって一度も負けませんでした。止めたのはカリーム アブドゥル=ジャバー(当時はルー アルシンダーから改名したばかり)を擁するバックスです。
このシーズンのレイカーズは69勝13敗を記録し、そのまま優勝まで駆け上がりました。ウィルト チェンバレンとジェリー ウェストが揃ったチームで、歴代の強豪と比べても別格の安定感だったことが分かります。レイカーズの優勝の歴史はNBAチーム別優勝回数ランキングでもまとめています。
2位のウォリアーズでも28連勝。しかも2014-15シーズン終盤の4連勝と翌シーズン開幕からの24連勝を足した数字です。1シーズン内に限ると、ヒートの27連勝が33連勝に次ぐ記録になります。50年以上も誰も届いていないことが、この記録の異常さを物語っています。
2位〜4位:記録を作ったチームのその後
28連勝のウォリアーズは優勝を逃した
ウォリアーズは2015-16シーズンに73勝9敗というシーズン最多勝記録を作りましたが、ファイナルでキャバリアーズに3勝1敗から逆転され、優勝を逃しました。この逆転劇はNBAプレーオフ「3勝1敗からの逆転」全15回まとめで詳しく紹介しています。
27連勝のヒートは連覇を達成
2012-13シーズンのヒートはレブロン ジェームズ、ドウェイン ウェイド、クリス ボッシュのビッグ3時代。2013年2月3日から3月27日まで勝ち続け、シカゴ ブルズに止められました。このシーズンも優勝し、2連覇を達成しています。連覇の歴史はNBA連覇の歴史まとめもどうぞ。
22連勝のロケッツは2008年
4位の22連勝は2007-08シーズンのロケッツ。ヤオ ミンが途中で故障離脱した後も連勝を続けた点が当時話題になりました。止めたのはその年に優勝するセルティックスでした。
開幕からの連勝記録ランキング
シーズン開幕からの連勝に絞ると、次のようになります。
| 連勝 | チーム | シーズン | 最終成績 |
|---|---|---|---|
| 24連勝 | ゴールデンステイト ウォリアーズ | 2015-16 | 73勝9敗 |
| 15連勝 | クリーブランド キャバリアーズ | 2024-25 | 64勝18敗 |
| 15連勝 | ヒューストン ロケッツ | 1993-94 | 58勝24敗 |
| 15連勝 | ワシントン キャピトルズ | 1948-49 | 38勝22敗 |
ウォリアーズの24連勝は2015年12月12日にバックスに止められるまで続きました。2024-25シーズンのキャバリアーズの開幕15連勝についてはキャバリアーズ連勝の記事でも取り上げています。
ちなみに2025-26シーズンのサンダーは開幕から25試合で24勝1敗というペースでした。開幕8連勝の後にブレイザーズに敗れたため「開幕連勝」には入りませんが、その後11月7日から12月13日まで16連勝を記録しています(止めたのはスパーズ)。
プレーオフの最多連勝記録
プレーオフでの連勝記録も見てみましょう。短期決戦で強豪同士が当たるため、レギュラーシーズン以上に難しい記録です。
| 順位 | 連勝 | チーム | シーズン | 止めたチーム |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 15 | ゴールデンステイト ウォリアーズ | 2016-17 | クリーブランド キャバリアーズ |
| 2位タイ | 13 | ロサンゼルス レイカーズ | 1987-88〜1988-89 | デトロイト ピストンズ |
| 2位タイ | 13 | クリーブランド キャバリアーズ | 2015-16〜2016-17 | ボストン セルティックス |
| 2位タイ | 13 | ニューヨーク ニックス | 2025-26 | サンアントニオ スパーズ |
2017年のウォリアーズはケビン デュラント加入1年目。プレーオフ開幕から15連勝し、ファイナル第4戦で唯一の黒星を喫して16勝1敗で優勝しました。
そして2026年のニックスもプレーオフで13連勝し、歴代2位タイに並びました。連勝を止めたのはファイナル第3戦のスパーズでしたが、ニックスはそこから立て直して4勝1敗で1973年以来の優勝を決めています。
まとめ
NBA歴代最多連勝記録のポイントをまとめます。
- レギュラーシーズン最多は1971-72レイカーズの33連勝で、50年以上破られていない
- 2位ウォリアーズ28連勝、3位ヒート27連勝(1シーズン内では歴代2位)
- 開幕連勝は2015-16ウォリアーズの24連勝が最多
- プレーオフは2017年ウォリアーズの15連勝が最多、2026年ニックスが13連勝で2位タイ
連勝記録を作ったチームが必ず優勝するわけではない、というのも面白いところです。選手個人の優勝回数はNBA歴代優勝選手まとめでチェックしてみてください。
楽天でチェック


