2025年3月3日、カイリー・アービングが左膝の前十字靭帯(ACL)を断裂したというニュースが流れた時、ショックを受けたファンは多かったと思います。あれから約19ヶ月。マーベリックスの背番号11は、ようやく「100%」という言葉を自分自身の口から語れるところまで戻ってきました。
受傷から19ヶ月、ようやく見えてきた「100%」
アービングは2025-26シーズンを全休し、長期のリハビリに専念してきました。ESPNのシャムズ・シャラニア記者は2026年8月、「ACL断裂から100%完全に回復した。オフシーズンからマーベリックスのプランに完全に組み込まれている」と報じています。34歳という年齢での大怪我からの復帰だけに、本人も周囲も慎重に見守ってきた1年半だったはずです。
個人的には、アービングのようなボールハンドリングとフィニッシュで魅せるタイプの選手が、膝の大怪我を乗り越えてどこまで戻れるのかは気になるところです。スピードや切り返しの鋭さがプレーの生命線だけに、本当に「100%」なのかは、やはり実戦で確かめるしかありません。
新HCダスティ・メイが見た「らしさ」
マーベリックスは今オフ、カレッジバスケで全米制覇を果たしたミシガン大を率いていたダスティ・メイ氏を新ヘッドコーチに招聘しました。そのメイHCが、キャンプでのアービングの動きに感銘を受けたと伝えられています。「彼が100%に近いとは考えられない」というコメントは、裏を返せばそれだけ練習での仕上がりが良かったということでしょう。アービング本人も「制限はない」と明言しており、出場に向けては前向きな状況が整ってきたようです。
出場許可、でも試されるのは「出場時間」
とはいえ、医学的に無制限で出場できるとしても、実際の出場時間は段階的に制限されると見るのが自然です。19ヶ月ぶりの実戦復帰、しかも34歳という年齢を考えれば、マーベリックスが無理に長い時間を与えるとは思えません。アービング自身は「マカオでのプレシーズンは簡単」と気負わないコメントを残していますが、これは本人の強気な姿勢であり、球団側のマネジメントとは別の話として見ておきたいところです。
マカオで戦うロケッツ戦、日程と視聴情報
アービングの復帰戦の舞台になりそうなのが、マーベリックスとロケッツによる「NBAチャイナゲームズ2026」です。中国本土ではなくマカオのヴェネチアン・アリーナが会場で、現地時間10月9日(金)と10月11日(日)の2連戦が予定されています。いずれもNBA TVで放映される予定なので、タイミングが合えば日本からも配信で追いかけられるはずです。
| 対戦 | マーベリックス vs ロケッツ |
| 日程 | 10月9日(金)・10月11日(日) |
| 会場 | ヴェネチアン・アリーナ(マカオ) |
| 放映 | NBA TV |
同じように大怪我から復帰を目指した例として、タイリース・ハリバートンのアキレス腱断裂からの復帰も思い浮かびます。あちらは15ヶ月、今回のアービングは19ヶ月。期間の長さだけでも、今回の復帰がどれだけ険しい道のりだったかが分かる気がします。開幕カードや注目ポイントは2026-27シーズンの全日程まとめでも紹介しているので、気になる方はこちらも覗いてみてください。
まとめ
- アービングは2025年3月のACL断裂から約19ヶ月のリハビリを経て復帰
- 新HCダスティ・メイも練習での動きを高く評価
- 出場は無制限で認可されたが、実際の出場時間は段階的になる見通し
- 復帰戦はマカオでのロケッツとのプレシーズン2連戦(10/9, 10/11)になりそう
個人的には、まずはマカオでの2試合で無理なく体を動かせるかどうかを見てみたいです。34歳でのACL復帰は簡単な道ではないはずですが、あの独特なボールハンドリングがコートに戻ってくるだけで、見ていてワクワクするものがあります。開幕までにどこまで仕上がってくるか、楽しみに見ていきたいと思います。


