Bリーグ歴代MVP一覧 B1とB2の受賞者まとめ

Bリーグ歴代MVP一覧 B1とB2の受賞者まとめ
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Bリーグが開幕して10シーズン目を迎えました。毎年シーズンの最後に発表されるMVPは、そのシーズンを代表する選手に贈られる最も重みのある個人賞です。これまでB1とB2でどんな選手がMVPを受賞してきたのか、歴代の受賞者を調べてまとめてみました。10年という時間が積み重なったことで、受賞者の名前を並べるだけでもリーグの変化が感じられる内容になっています。

Bリーグ全体の実力が上がってきていることは、以前触れたシュート成功率に関する記事でも感じましたが、そうした中で毎年のMVPに求められる基準も少しずつ変わってきているように思います。10年分の受賞者を並べてみると、リーグの歴史そのものが見えてくる気がします。

B1の歴代MVP一覧

B1のMVPはBリーグが開幕した2016年から2017年のシーズンから毎年発表されています。初代MVPは川崎のニック ファジーカスで、その後は三河の比江島慎や千葉Jの富樫勇樹など、各時代を代表する選手たちが受賞してきました。

初代MVPのファジーカスは受賞当時はアメリカ国籍の選手でした。その後2018年に日本国籍を取得し、日本代表としても活躍するようになった経歴を持っています。Bリーグの歴史が始まったその年から、後に日本代表入りする選手がMVPに選ばれていたというのは、知らないと見落としがちな事実だと思います。

2018年から2019年のシーズンに受賞した千葉Jの富樫勇樹は、身長167センチという小柄な体格でリーグ最高の個人賞を手にした選手として今でも語られます。小柄な選手がリーグ最高峰の舞台でMVPに選ばれたという事実は、体格に恵まれない選手たちにとって大きな励みになったはずです。スピードやボール運びの技術で体格差を補えることを、結果で示した受賞だったのだと思います。

シーズン選手所属チーム
2016 17ニック ファジーカス川崎
2017 18比江島慎三河
2018 19富樫勇樹千葉J
2019 20田中大貴A東京
2020 21金丸晃輔三河
2021 22藤井祐眞川崎
2022 23河村勇輝横浜BC
2023 24D.J ニュービル宇都宮
2024 25D.J ニュービル宇都宮
2025 26D.J ニュービル宇都宮

この表を見ると、B1のMVPは毎年違う選手が受賞する年と、同じ選手が続けて受賞する年の両方があることが分かります。10シーズンの中で2回以上受賞したのは、三河で受賞した金丸晃輔を含めても宇都宮のD.J ニュービルだけで、2023年から2024年のシーズンから3年連続で受賞しています。

チームの視点で見ると、川崎はニック ファジーカスと藤井祐眞という異なる2人のMVPを生んだ球団でもあります。初代MVPから5年後に再び自チームからMVPを輩出しているあたり、川崎の選手育成力や編成力の高さがうかがえます。三河も比江島慎と金丸晃輔の2人を輩出しており、強豪チームが個人賞の面でも結果をしっかり出していることが分かります。

宇都宮のD.J ニュービルが見せた3年連続受賞

ニュービルの3年連続受賞は、B1のMVP史上でも初めての快挙だったそうです。宇都宮は開幕戦でも竹内公輔や並里成といったベテランと若手がかみ合う強さを見せていましたが、その中心にいるのがニュービルだということがこの受賞歴からもうかがえます。

3年連続でリーグを代表する選手として評価され続けるというのは、1シーズンだけ活躍するのとは違う難しさがあります。相手チームから徹底的に対策されながらも結果を出し続けてきたからこそ、この記録につながったのだと思います。長崎勢をはじめとする他球団のライバルを抑えての3年連続受賞という点でも、評価の高さがうかがえます。年齢を重ねてもパフォーマンスを落とさずにいられるのは、オフシーズンの過ごし方や自己管理の部分でも相当な積み重ねがあるのだろうと想像します。

河村勇輝が受賞した2022年から2023年のシーズン

2022年から2023年のシーズンにMVPを受賞した河村勇輝は、当時横浜BCに所属していました。その後NBA挑戦に踏み出したことでも知られる選手で、Bリーグ時代からすでにリーグを代表するポイントガードとして評価されていたことが、このMVP受賞歴からも分かります。

Bリーグで個人として最高の評価を受けた選手が、その後NBAという次の舞台に挑戦する流れは、リーグ全体のレベルが上がっていることの証でもあると思います。河村のようにMVPを受賞した選手がさらに上のステージを目指す姿は、今シーズン以降のBリーグを見る楽しみの一つにもなりそうです。国内で最高の評価を得た選手が海外で挑戦を続けている様子を見ると、Bリーグという舞台そのものの価値も上がっているように感じます。

B2の歴代MVP一覧

B2のMVPは記録が残っている2020年から2021年のシーズン以降で見ると、外国籍選手が受賞するケースが目立ちます。群馬のトレイ ジョーンズや香川のテレンス ウッドベリー、長崎のマット ボンズなど、各チームの中心を担う外国籍選手が順に名を連ねてきました。いずれも得点力を武器にチームを引っ張ってきた選手たちです。

シーズン選手所属チーム
2020 21トレイ ジョーンズ群馬
2021 22テレンス ウッドベリー香川
2022 23マット ボンズ長崎
2023 24ブランドン アシュリーA千葉
2024 25ブランドン アシュリーA千葉
2025 26ヨーリ チャイルズ神戸

A千葉のブランドン アシュリーも2年連続でMVPを受賞しており、B1のニュービルと同様に、連続受賞ができる選手はそれだけチームの中心として安定した活躍を続けていたことがうかがえます。B2はシーズンごとに昇格や降格でチームの顔ぶれが変わりやすいリーグですが、その中でも個人として評価され続けた選手がいたというのは興味深い記録だと思います。

B2はB1への昇格を目指すチームが毎年しのぎを削るリーグです。昇格争いに絡むためには1試合ごとの得点力がそのまま勝敗に直結しやすく、得点力のある外国籍選手がチームの浮沈を左右する場面が多いのだと思います。そうした環境が、B2のMVPに外国籍選手が並びやすい一因になっているのかもしれません。

B1とB2のMVP傾向を比べてみると

B1の10シーズンを振り返ると、受賞した時点で外国籍選手だったのはファジーカスとニュービルの2人で、回数にすると4回になります。残る6回は比江島慎や富樫勇樹、河村勇輝といった日本人選手が受賞しており、今もB1のMVPは日本人選手が中心であることが見えてきます。一方のB2では今のところ受賞者が外国籍選手に偏っており、2つのリーグでMVPの傾向にはっきりとした違いが出ているのは面白い点だと思います。

この違いが生まれる理由はいくつか考えられます。B1は代表招集のかかる日本人選手が多く在籍し、チームの顔として扱われやすいのに対し、B2では得点力のある外国籍選手がチームの成績を大きく左右する場面が多いのかもしれません。Bリーグ観戦の基礎知識を押さえながらこうした傾向を見ていくと、B1とB2それぞれの見方の違いも楽しめそうです。

B1でも外国籍選手が得点ランキングの上位を占める試合は珍しくありませんが、それでもMVPという個人の最高の評価では日本人選手が選ばれやすい傾向が続いています。これはシュート数や得点だけでなく、チームをまとめる力や勝利への貢献度が総合的に評価されている結果なのだと思います。数字だけでは測れない部分がMVP選考に影響しているように感じます。

まとめ

  • B1のMVPは2016年から2017年のシーズンから発表され、宇都宮のD.J ニュービルが史上初の3年連続受賞を記録
  • B1のMVPは10回中6回を日本人選手が受賞、河村勇輝は受賞後にNBAへ挑戦
  • B2のMVPは2020年から2021年のシーズン以降、外国籍選手が受賞を続けている
  • A千葉のブランドン アシュリーはB2で2年連続受賞を記録した

歴代のMVPを並べてみると、それぞれの選手がその年のBリーグを象徴する存在だったことがよく分かります。ニュービルの3年連続受賞のような記録が今後さらに伸びていくのか、それとも新しい選手が台頭してくるのか、今季以降のMVPレースにも注目していきたいと思います。今シーズンは今のところ開幕直後の段階ですが、ここまでの勢いを見せているチームの選手たちが名乗りを上げてくる可能性も十分にあると思います。シーズンが進むにつれて候補選手の顔ぶれがどう絞られていくのか、個人的にも楽しみにしながら追いかけていきたいです。

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