名古屋Dが開幕8連勝、東京SRに逆転勝ちで無傷継続

名古屋Dが開幕8連勝、東京SRに逆転勝ちで無傷継続
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りそなBリーグプレミアで10月25日、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが東京サンロッカーズとのアウェイゲームを96対85で制しました。これで開幕から8連勝、まだ一度も負けていません。東西の上位対決という位置づけのカードだったので、今シーズンのBプレミアを見るうえでも注目の一戦だったと思います。

Bプレミアは今季からスタートした新しい1部リーグで、まだシーズン序盤とはいえチームごとの力の差が少しずつ見えてきている時期です。そんな中で無傷を保っているのが名古屋Dというわけです。

今回は東京SRのホームでの開催で、アウェイの名古屋Dが競り勝った形になります。相手のホームで接戦を制せたという点も、今回の結果の価値を上げていると自分は思います。

名古屋Dが無傷の8連勝を達成

最終スコアは名古屋D96点、東京SR85点でした。東京SRもこの試合までで7勝3敗という好成績を残していたチームなので、名古屋Dにとって楽な試合ではなかったはずです。それでも接戦を落とさずに勝ち切ったことで、開幕8連勝という結果に説得力が出てきたように感じます。東京SRはこの敗戦で8勝4敗になりました。

Bプレミアのシュート効率についてはすでに自分も一度調べたことがあってBリーグのシュート成功率とユーロリーグの比較という記事にまとめています。名古屋Dのように終盤までリードを守り切るチームは、こうした数字の面でも安定している可能性が高く、今後まとまったデータで振り返ってみたいところです。

この試合で東京SRの指揮官を務めるのはショーン デニス監督です。デニス監督は以前名古屋Dを率いていた指揮官で、今は敵将として古巣と対戦する立場になっています。指揮官がチームを離れたあと別のチームを率いて元の場所に戻ってくるというのは、Bリーグでもたびたび起きる話ですが、それでも本人にとっては特別な意味を持つ試合だったのではないでしょうか。

結果だけ見ればデニス監督の東京SRは及びませんでしたが、8勝4敗という成績は十分に立派だと思います。古巣との対戦というのはどうしても結果以上に注目されがちですが、シーズンを通して見ればまだ序盤の1試合です。この先また対戦する機会があれば、今度はどちらが上をとるのか楽しみに見ていきたいと思います。

主将 中東泰斗が途中出場で14得点

名古屋Dの主将を務める中東泰斗選手は、この試合途中出場で14得点を記録しました。スタメンではなくベンチから入ってこの数字を残せるのは、チームにとって大きな安心材料だと思います。

中東選手は以前、SNSでの誹謗中傷を受けたあとの試合でキャリアハイの23得点を挙げたという経緯もある選手です。精神的な強さも含めて名古屋Dの顔になってきている印象で、主将として途中出場という難しい役割をこなしながらこの得点を残せるのは、簡単なことではないはずです。今季ここまで無傷を保っている名古屋Dの土台に、こうした主将の安定感があるのは間違いないと思います。

試合を止めたまさかのアクシデント

この試合では、会場の大型ビジョンが破損するというアクシデントが起きました。試合は約20分間中断され、その間は会場のマスコットであるサンディーとヴィンディーが即興で場をつないだそうです。SNSでは、ビジョンの破損で試合が止まるのはレアすぎるという驚きの声が広がりました。

選手にとっては集中を保ちにくい状況だったはずですが、それでも名古屋Dが落ち着いて勝ち切ったのは地力の証拠だと思います。自分としては、こういうアクシデントも含めてBリーグの現場の空気が伝わってくるようで、ある意味面白いなと感じました。中断を挟んでも試合の流れを失わなかったのは、名古屋Dの集中力の高さを示しているのではないでしょうか。マスコット同士の即興のつなぎという、普段はなかなか見られない場面が話題になったのも、この試合らしい出来事だったと思います。会場にいたファンにとっても、思い出に残る20分間になったのではないでしょうか。

千葉Jも白星、Bプレミアの勢力図

同じ10月25日には千葉ジェッツも大阪との対戦があり、87対65で勝利しました。千葉Jはこれで今季4勝目、大阪は1勝10敗という苦しいスタートになっています。

対戦結果勝者のここまでの成績
名古屋D対東京SR96対85名古屋D 8勝0敗
千葉J対大阪87対65千葉J 4勝7敗

開幕から数節が終わった時点で、名古屋Dのように無傷で勝ち続けるチームと、大阪のように勝利から遠いチームの差がはっきり見えてきました。開幕戦では富永啓生選手がキャリアハイ41得点を挙げたデビュー戦も話題になりましたが、個人の活躍だけでなくチーム全体の勝ちパターンが固まってきたチームほど強さが際立ってきている印象です。

一方で開幕から勢いよく勝ち続けていたチームが途中で止まる例もすでに出ています。広島の開幕9連勝が北海道に止められた試合もそうですし、茨城が17戦目でようやく初勝利をつかんだ試合のように、下位から這い上がってくるチームも出てきています。名古屋Dの8連勝がどこまで伸びるのか、それとも早い段階で止まるのか、この先の数節は目が離せないと思います。

この試合がただの1試合以上に注目された理由は、東西それぞれの上位チーム同士の対戦という位置づけにもあります。Bプレミアは東地区と西地区に分かれていて、普段はなかなか直接対戦する機会が多くない相手との試合は、シーズン終盤の順位争いを想像しながら見るとより楽しめると思います。

名古屋Dは今季ここまで西地区の中でも際立った成績を残しています。東地区でも東京SRのように序盤から好調なチームが出てきているので、このまま両地区の上位がどう動いていくのか、自分としても興味を持って追いかけたいところです。アウェイでの勝利ということを考えると、今回の96対85という結果は会場の雰囲気も含めて簡単には出せないスコアだったはずです。

名古屋Dはこのまま連勝を伸ばせば、開幕からの無敗記録として大きな注目を集めることになります。ただBプレミアはまだシーズンの序盤で、連戦が続く中で主力の疲労や負傷のリスクも出てくる時期です。中東泰斗選手のように途中出場でも結果を出せる選手がいることは、長いシーズンを戦ううえで大きな強みになると思います。

東京SRにとっては、デニス監督のもとでここからどう立て直すかが問われます。古巣に逆転負けという結果は決して気持ちのいいものではないはずですが、8勝4敗という成績自体は悪くありません。次の対戦に向けて、この試合の悔しさをどう生かすのか見ていきたいと思います。

Bプレミアは今季から始まった新しい形のトップリーグです。これまでのB1と比べて何が変わったのか、まだ実感がつかめていない人も多いかもしれません。ただ今回のような東西の上位対決がシーズン序盤からしっかり組まれているのは、リーグ全体の注目度を上げるという意味でも良い設計だと自分は感じています。

名古屋Dのようにここまで無傷のチームが出てくると、シーズン後半にその連勝がどこまで続くのか、誰が止めるのかという楽しみ方もできます。すでに広島のように9連勝で一度止まったチームもある中で、名古屋Dがどこまで走り続けるのか、Bプレミアを見る1つの軸として自分も追いかけていきたいと思います。

Bプレミアはまだ開幕から1か月ほどですが、各チームの個性がはっきり見えてきた時期だと思います。無傷を続ける名古屋D、苦しむ大阪、そして古巣対決で涙をのんだ東京SR。それぞれのドラマがすでに積み重なっています。シーズンが進むにつれて、この差がどう動いていくのか、自分も引き続き追いかけていきたいと思います。

まとめ

  • 名古屋Dが東京SRを96対85で下し、開幕8連勝を達成した
  • 東京SRの指揮官は名古屋Dの前任者であるショーン デニス監督だった
  • 主将の中東泰斗選手が途中出場で14得点を記録した
  • 会場ビジョンの破損で約20分間の中断がありながらも名古屋Dが勝ち切った
  • 同日の千葉Jも大阪に87対65で勝利し、今季4勝目を挙げた

名古屋Dがこのまま無傷の記録をどこまで伸ばすのか、そして東京SRがデニス監督のもとでどう立て直していくのか、しばらく楽しみに見ていきたいと思います。

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