NBA歴代シーズン最多勝ランキング【2026年最新版】73勝ウォリアーズが優勝できなかった年と、10年出ていない69勝の壁

NBA歴代シーズン最多勝ランキング【2026年最新版】73勝ウォリアーズが優勝できなかった年と、10年出ていない69勝の壁
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「73勝9敗」。これ、NBA史上どのチームよりも多く勝ったシーズンの成績です。ところがこのチーム、優勝していません。一方で、1勝少ない72勝10敗のチームはきっちり優勝しています。たった1勝の差なのに、結末はまるで逆。レギュラーシーズンで勝ちまくることは、優勝にどれくらい直結するのでしょうか。今回はNBA歴代のシーズン最多勝記録を整理しながら、この疑問を数字で確かめてみます。

NBA歴代シーズン最多勝ランキングTOP18

まずは66勝以上を挙げた18シーズンを、勝利数順に並べてみます。「優勝」の欄は、そのシーズンにファイナルを制したかどうかです。

順位チームシーズン成績勝率優勝
1ウォリアーズ2015-1673勝9敗.890×
2ブルズ1995-9672勝10敗.878○
3レイカーズ1971-7269勝13敗.841○
3ブルズ1996-9769勝13敗.841○
576ers1966-6768勝13敗.840○
6セルティックス1972-7368勝14敗.829×
6サンダー2024-2568勝14敗.829○
8セルティックス1985-8667勝15敗.817○
8ブルズ1991-9267勝15敗.817○
8レイカーズ1999-0067勝15敗.817○
8マーベリックス2006-0767勝15敗.817×
8ウォリアーズ2014-1567勝15敗.817○
8スパーズ2015-1667勝15敗.817×
8ウォリアーズ2016-1767勝15敗.817○
15バックス1970-7166勝16敗.805○
15セルティックス2007-0866勝16敗.805○
15キャバリアーズ2008-0966勝16敗.805×
15ヒート2012-1366勝16敗.805○

なお、リーグ創成期は1シーズンが60試合前後しかなく、1946-47年のワシントン キャピトルズ(49勝11敗)のように勝率だけなら上位に食い込むチームもあります。ただ試合数が違いすぎるので、ここでは82試合制が定着して以降の勝利数で並べています。

73勝のウォリアーズに起きたこと

2015-16シーズンのウォリアーズは、1995-96のブルズが持っていた72勝の記録を20年ぶりに更新しました。ステフィン カリーが満票でMVPを獲得したシーズンでもあります。

ところがファイナルでキャバリアーズに3勝1敗とリードしながら、そこから3連敗。史上最強の可能性があったチームが、優勝なしでシーズンを終えました。この1年前(2014-15)に67勝で優勝し、翌年(2016-17)も67勝で優勝しているので、73勝の年だけが空白になっているのが余計に目立ちます。詳しくはNBAチーム別優勝回数ランキングでも触れていますが、「一番勝ったチーム」と「優勝したチーム」は毎年一致するわけではありません。

66勝以上でも、優勝は18回中13回

上の表を数えてみると、66勝以上を挙げた18シーズンのうち、優勝までたどり着いたのは13回。率にすると約72%です。

ちなみに、その最強シーズンを率いたヘッドコーチたちの中には、選手としても優勝を経験している人が少なくありません。その顔ぶれは選手とヘッドコーチの両方でNBA優勝した14人にまとめました。

これは高いと見るべきか、低いと見るべきか。リーグに30チームある中で、圧倒的な成績を残しても4回に1回以上は指輪を逃している、と考えるとプレーオフの怖さが伝わってきます。優勝を逃した5チームは、ウォリアーズ(2015-16)、セルティックス(1972-73)、マーベリックス(2006-07)、スパーズ(2015-16)、キャバリアーズ(2008-09)です。

ちなみにシード順とファイナル制覇の関係については、NBA歴代レギュラーシーズン順位別優勝回数の分析で別途まとめています。

2017年以降、69勝以上が1度も出ていない

表をもう一度見てください。69勝以上を記録した5シーズンのうち、4つは1997年までのもの。もっとも新しいのが2015-16のウォリアーズの73勝です。

2016-17シーズン以降でいちばん多いのは、2024-25シーズンのサンダーの68勝14敗。このサンダーはそのまま優勝までたどり着きました。つまりこの10年、70勝台どころか69勝すら誰も届いていません。

理由をひとつに絞るのは難しいのですが、主力を休ませるロードマネジメントが定着したこと、そしてサラリーキャップのルールが厳しくなり、1チームに戦力を集中させにくくなったことは無関係ではなさそうです。連覇そのものが減っている流れはNBA連覇の歴史まとめでも取り上げました。

まとめ

  • NBA歴代シーズン最多勝は2015-16ウォリアーズの73勝9敗。ただし優勝はしていない
  • 66勝以上を挙げた18シーズンのうち、優勝は13回(約72%)
  • 69勝以上は史上5回だけで、直近は2015-16のウォリアーズ
  • 2016-17シーズン以降の最多は2024-25サンダーの68勝14敗

レギュラーシーズンの勝利数は、そのチームの強さをかなり正直に表す数字です。ただ、その数字が指輪を保証してくれるわけではない。73勝のウォリアーズが残したのは、記録そのものよりも「だから4月からが本番なんだ」という教訓のほうかもしれません。

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コメント

  1. […] 実はこの「ワースト」、勝利数で見るか勝率で見るかで首位が入れ替わります。しかも短縮シーズンという厄介な但し書きもついてくる。シーズン最多勝ランキングの裏側にあたるこの記録を、2025-26シーズン終了時点で整理してみました。 […]

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