NBA歴代オールスター選出回数ランキング【2026年最新版】|レブロン22回、そして「22年連続」という異常な記録

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「オールスターに何回選ばれたか」って、選手の格を語るときに意外とよく使われますよね。優勝リングの数やMVPの回数と並んで、「あの選手は通算◯回のオールスター」という言い方を耳にします。

でも、歴代で一番多く選ばれているのが誰で、それが何回なのか、パッと答えられる人は少ないんじゃないでしょうか。今回は2026年のオールスターまでを反映した選出回数ランキングを整理しつつ、「この記録が本当は何を意味しているのか」まで掘り下げてみます。

NBA歴代オールスター選出回数ランキングTOP15

まずは結論から。2026年オールスターまでの通算選出回数(NBAでの選出のみ)で並べると、次のようになります。

順位選手選出回数主な所属チーム
1レブロン・ジェームズ22回キャバリアーズ/ヒート/レイカーズ
2カリーム・アブドゥル=ジャバー19回バックス/レイカーズ
3コービー・ブライアント18回レイカーズ
4ケビン・デュラント16回サンダー/ウォリアーズ/ネッツほか
5ティム・ダンカン15回スパーズ
5ケビン・ガーネット15回ティンバーウルブズ/セルティックス
5シャキール・オニール15回マジック/レイカーズほか
8マイケル・ジョーダン14回ブルズ/ウィザーズ
8カール・マローン14回ジャズ/レイカーズ
8ダーク・ノビツキー14回マーベリックス
8ジェリー・ウェスト14回レイカーズ
12ウィルト・チェンバレン13回ウォリアーズ/シクサーズ/レイカーズ
12ボブ・クージー13回セルティックス
12ジョン・ハブリチェック13回セルティックス
12ドウェイン・ウェイド13回ヒート

上位に並ぶのは、当然ながら長くトップレベルを維持した選手ばかりです。ジョーダンが14回で8位というのは少し意外に感じるかもしれませんが、これは2度の引退でキャリアが分断されているためで、選ばれる資格があったのに存在しなかったシーズンが何度もあったということです。

レブロン22回、そして「22年連続」という異常事態

この表で本当に驚くべきは、レブロン・ジェームズの22回という数字そのものよりも、その中身のほうです。レブロンの選出年は2005年から2026年まで。つまり、途切れなく22年連続で選ばれ続けています。

2位のカリーム・アブドゥル=ジャバーが19回、3位のコービーが18回。この2人も十分に異常なのですが、レブロンはそこからさらに3回上乗せしている計算になります。ドラフト翌年の20歳から40歳を超えるまで、ひとシーズンも「オールスター級以下」の年がなかったということです。

この継続性は、単に上手いだけでは説明がつきません。NBA最長キャリア・最年長記録の側から見ると、そもそも40歳前後までコートに立てている時点で歴史的な例外です。レブロンが持つ他の記録についてはレブロンの驚異の記録トップ5でも触れていますが、この22年連続はその中でも屈指の「真似できない記録」だと思います。

近年の主力選手の選出回数はどうなっている?

では、いま第一線で戦っている選手たちはどのあたりにいるのでしょうか。2026年オールスターまでの選出回数を並べてみます。

選手選出回数選出年
レブロン・ジェームズ22回2005〜2026
ケビン・デュラント16回2010〜2019、2021〜2026
ステフィン・カリー12回2014〜2019、2021〜2026
ジェームズ・ハーデン11回2013〜2022、2025
ヤニス・アデトクンボ10回2017〜2026
アンソニー・デイビス10回2014〜2021、2024〜2025
デイミアン・リラード9回2014〜2015、2018〜2021、2023〜2025
ニコラ・ヨキッチ8回2019〜2026
ジョエル・エンビード7回2018〜2024
ルカ・ドンチッチ6回2020〜2024、2026
シェイ・ギルジャス=アレクサンダー4回2023〜2026

こうして見ると、現役でTOP15入りしているのはレブロンとデュラントの2人だけ。カリーの12回でもまだ13回のグループに届いていません。ヨキッチが8回、ドンチッチが6回、SGAが4回という数字を見ると、上位陣に並ぶには本当に長い時間が必要だとわかります。

ちなみに、ヨキッチやSGAがどれだけMVP級の評価を受けてきたかはNBA歴代MVP最多受賞ランキングと見比べると面白いです。MVPの回数とオールスターの回数は、必ずしも比例しません。

「選ばれても出場しない」時代になってきた

選出回数を見るときに、最近ひとつ注意しておきたいことがあります。それは「選出されたこと」と「実際に試合に出たこと」がどんどん一致しなくなっている点です。

たとえばヤニスは2025年と2026年、いずれも選出されながら本戦を欠場しています。カリーも2023年と2026年は欠場。SGAも2026年は選ばれたものの出場していません。デュラントに至っては、2021年から2023年まで3年続けて選出されながら本戦に出ていません。

怪我やコンディション調整が理由なのでランキング自体を否定するつもりはありませんが、「選出回数」という記録が示しているのは、あくまでそのシーズン開始からハーフウェイ地点までの評価であって、オールスターのコートに立った回数ではない、という前提は押さえておいたほうがよさそうです。この背景には、シーズンを通した出場管理の問題もあります(ロードマネジメントの功罪)。

ABA時代の選出はカウントされるのか問題

もうひとつ、このランキングを調べていて引っかかったのがABA(アメリカン・バスケットボール・アソシエーション)の扱いです。1967年から1976年まで存在したライバルリーグで、合併によってNBAに吸収されました。

統計サイトによっては、このABAオールスターへの選出も合算して表示します。その基準だと、ジュリアス・アービングはNBAでの11回にABAでの5回を足して16回となり、デュラントと並ぶ4位グループに入ってきます。モーゼス・マローンも12回+1回で13回、リック・バリーも8回+4回で12回です。

どちらが正しいという話ではなく、「NBAの記録として見るのか、選手のキャリア全体として見るのか」で順位が変わるというだけの話なのですが、ネット上でオールスター回数の数字が食い違っているときは、だいたいこれが原因です。この記事の表はNBAでの選出のみでカウントしています。

日本人選手のオールスターはいつ実現するのか

日本人ファンとして気になるのは、やはりここですよね。結論から言うと、2026年時点で日本人選手のオールスター選出はまだありません。

参考になるのはヤオ・ミンのケースです。彼は通算8回選出されていますが、特筆すべきは2005年の投票で、当時ジョーダンが持っていたオールスター最多得票記録を更新し、255万票以上を集めたことです。中国という巨大な母集団が動いた結果であり、実力に加えてファン投票の構造が働いた例と言えます。

現在のオールスター選出は、ファン投票だけでなく選手投票とメディア投票を組み合わせた方式です。つまり「日本から票を集める」だけでは届かず、実力での評価が不可欠になっています。八村塁が代表戦で見せているようなパフォーマンス(八村塁30得点の記事はこちら)をNBAのレギュラーシーズンで継続的に出せるかどうか。ハードルは高いですが、不可能な話ではないと思っています。

まとめ

今回のポイントを整理します。

  • 歴代最多はレブロン・ジェームズの22回。しかも2005年から2026年まで22年連続という、継続性のほうが異常な記録
  • 2位カリーム19回、3位コービー18回、4位デュラント16回と続く
  • 現役でTOP15に入っているのはレブロンとデュラントのみ。カリーでも12回
  • 近年は「選出されたが本戦は欠場」が増えており、選出回数=出場回数ではない
  • ABA時代の選出を含めるかどうかで順位が変わるため、数字の食い違いに注意
  • 日本人選手の選出はまだゼロ。投票方式の変化により、実力での突破が必要

優勝リングやMVPと違って、オールスター選出回数は「そのシーズンにリーグを代表する選手だったか」を毎年積み重ねた記録です。だからこそ、瞬間最大風速ではなく、選手の全盛期の長さがそのまま数字に出ます。歴代最多チャンピオンリングのランキングと並べて見ると、また違った選手像が浮かんでくるはずです。あわせて、シーズンごとの突出を映すNBA歴代得点王ランキングや、司令塔としての積み重ねを映すNBA歴代通算アシストランキングもどうぞ。同じ「歴代ランキング」でも、見えてくる選手像がまったく違って面白いです。

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