オールスターに何回選ばれたかはよく話題になりますが、「オールNBA」に何回選ばれたかはご存じですか? オールスターがファン投票も絡む人気投票の側面を持つのに対し、オールNBAはシーズンを通した活躍をメディアが評価して選ぶ「その年のベスト15人」です。
この記事では、NBA歴代のオールNBA選出回数をランキングで整理しました。2026年の選出結果も反映した最新版です。
オールNBAチームとは?
オールNBAチームは、レギュラーシーズン終了後にメディア投票で選ばれる年間ベストチームです。1stチーム・2ndチーム・3rdチームの3チーム、計15人が選ばれます。
2023-24シーズンからはルールが変わり、ガード・フォワード・センターのポジション枠がなくなりました。また原則65試合以上の出場が受賞資格の条件になっています(負傷などによる例外規定あり)。
MVPが「1人だけ」を選ぶ賞なのに対し、オールNBAは毎年15人。そのため、長く安定してトップクラスの活躍を続けた選手ほど回数が伸びるのが特徴です。MVPの受賞回数はNBA歴代MVP最多受賞ランキングでまとめています。
NBA歴代オールNBA選出回数ランキングTOP13
| 順位 | 選手 | 合計 | 1st | 2nd | 3rd |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | レブロン・ジェームズ | 21 | 13 | 4 | 4 |
| 2位タイ | コービー・ブライアント | 15 | 11 | 2 | 2 |
| 2位タイ | ティム・ダンカン | 15 | 10 | 3 | 2 |
| 2位タイ | カリーム・アブドゥル=ジャバー | 15 | 10 | 5 | 0 |
| 5位タイ | カール・マローン | 14 | 11 | 2 | 1 |
| 5位タイ | シャキール・オニール | 14 | 8 | 2 | 4 |
| 7位タイ | ボブ・クージー | 12 | 10 | 2 | 0 |
| 7位タイ | ジェリー・ウェスト | 12 | 10 | 2 | 0 |
| 7位タイ | ケビン・デュラント | 12 | 6 | 6 | 0 |
| 7位タイ | アキーム・オラジュワン | 12 | 6 | 3 | 3 |
| 7位タイ | ダーク・ノビツキー | 12 | 4 | 5 | 3 |
| 7位タイ | ドルフ・シェイズ | 12 | 6 | 6 | 0 |
| 13位タイ | マイケル・ジョーダン | 11 | 10 | 1 | 0 |
※13位タイには他にステフィン・カリー、クリス・ポール、チャールズ・バークレー、オスカー・ロバートソン、ボブ・ペティット、ジョン・ハブリチェック、ビル・ラッセル、ジョン・ストックトンが並びます(いずれも11回)。3rdチームは1988-89シーズンに新設されたため、それ以前の選手は3rdチームの回数が0になっています。出典:Land of Basketball、NBA.com
1位:レブロン・ジェームズの21回と「21年連続」
歴代最多はレブロン・ジェームズの21回。2位の15回に6回も差をつけています。しかも2004-05シーズンから2024-25シーズンまで21年連続での選出で、1stチーム13回も歴代最多です。
ただし2026年、ついにその連続記録が途切れました。2025-26シーズンのオールNBAにレブロンの名前はありませんでした。それでも、選ばれ続けた21年という数字は当分破られそうにありません。オールスターでも同じような異常な記録を持っていて、NBA歴代オールスター選出回数ランキングで紹介しています。長いキャリアについてはNBA最長キャリア・最年長記録まとめもどうぞ。
ランキングから見える3つの面白いポイント
ジョーダンは11回中10回が1stチーム
マイケル・ジョーダンの選出は11回で13位タイ。回数だけ見ると意外に少なく感じますが、11回のうち10回が1stチームです。2回の引退で出場シーズンが少ないぶん、選ばれた年はほぼ全て「リーグのトップ5」だったということです。ジョーダンの得点王10回についてはNBA歴代得点王ランキングをご覧ください。
デュラントは一度も3rdチームがない
ケビン・デュラントは2026年に2ndチームに選ばれ、通算12回でジョーダンを上回りました。サンダー、ウォリアーズ、ネッツ、サンズ、ロケッツの5球団で選出された史上初の選手でもあります。さらに12回すべてが1stか2ndチームで、3rdチームは一度もありません。
上位は「長寿」の選手ばかり
トップ6のレブロン、コービー、ダンカン、カリーム、マローン、シャックは、いずれも18シーズン以上プレーした選手です。オールNBA選出回数は、ピークの高さだけでなく、ピークをどれだけ長く保てたかの記録とも言えます。NBA歴代通算得点ランキングの上位とも顔ぶれがよく似ています。
2026年のオールNBAチーム
最後に、最新の2025-26シーズンのオールNBAチームを紹介します。
| チーム | 選出選手 |
|---|---|
| 1stチーム | シェイ・ギルジャス=アレクサンダー、ニコラ・ヨキッチ、ビクター・ウェンバンヤマ、ルカ・ドンチッチ、ケイド・カニングハム |
| 2ndチーム | ジェイレン・ブラウン、カワイ・レナード、ドノバン・ミッチェル、ケビン・デュラント、ジェイレン・ブランソン |
| 3rdチーム | タイリース・マクシー、ジャマール・マレー、ジェイレン・ジョンソン、ジェイレン・デューレン、チェット・ホルムグレン |
ギルジャス=アレクサンダーとヨキッチは1stチーム票を満票の100票獲得。ウェンバンヤマも99票でした。レブロンとカリーがそろって選外となり、世代交代を感じさせる結果になっています。
まとめ
- オールNBA選出回数の歴代最多はレブロン・ジェームズの21回(1stチーム13回も最多)
- 2位タイはコービー、ダンカン、カリームの15回
- レブロンの連続選出は21年で途切れ、2026年は選外
- デュラントは通算12回でジョーダンを上回り、5球団で選ばれた史上初の選手に
オールスターやMVPと並べて見ると、選手の「強さ」と「長さ」の両方が見えてきます。気になる選手がいたら、ほかのランキング記事もあわせてチェックしてみてください。


