八村塁、まさかのレイカーズ退団。サイン&トレード不成立でクリッパーズFA加入、10月22日開幕戦へ

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今夏、八村塁がレイカーズを離れてクリッパーズに移籍したというニュース、驚いた人も多いのではないでしょうか。同じロサンゼルスとはいえ、名門から一転して弱小(と言われがちな)クリッパーズへ。しかも移籍の経緯を追っていくと、単純な「トレード」ではなかったことが分かってきました。

トレードではなく、まさかのFA移籍だった

当初、レイカーズとクリッパーズの間ではサイン・アンド・トレードでの移籍が模索されていたそうです。ところが、レイカーズ側が見返りとしてドラフト指名権を要求したのに対し、クリッパーズ側はわずかな金銭のみを提示するにとどまり、条件が折り合わなかったと報じられています。結局、八村はレイカーズを完全に退団したうえで、フリーエージェントとして直接クリッパーズと契約する形に落ち着きました。

契約はミッドレベル・エクセプションを使った2年2800万ドル(約45億円、年平均約1400万ドル)で、2年目はチームオプションだそうです。NBAのサラリーキャップの仕組みについてはこちらの記事でも整理していますが、マックス契約とは程遠い規模の一方で、複数年契約で迎え入れたあたりに、クリッパーズ側の本気度がうかがえます。

ウォリアーズ、ティンバーウルブズ、ネッツ、スパーズを断ってのLA残留

八村にはウォリアーズ、ティンバーウルブズ、ネッツ、スパーズといったチームからもオファーがあったと言われていますが、本人はそれらをすべて断ってロサンゼルス残留を選んでいます。年俸や役割だけで考えれば他球団の方が良い条件だった可能性もある中で、あえて同じ街に留まる選択をしたわけで、生活拠点も含めてLAへの思い入れが相当強かったのだろうと感じます。

レイカーズ側の事情としては、ルカ・ドンチッチ獲得によってチーム編成の方針そのものが変わったことが背景にあるとされています。編成方針の転換という、選手個人の出来不出来とは別の理由で放出につながったケースと見るのが実態に近そうです。

クリッパーズでの役割と開幕戦の日程

クリッパーズでは、外角シュートを武器とする両サイドのフォワードとして、得点の選択肢を増やしつつスペーシングに貢献する役割が期待されているそうです。プレーオフでの3ポイント成功率がキャリア屈指の水準だった八村にとっては、ある意味では素直にハマりそうな起用法だと思います。

気になるスケジュールですが、開幕戦は10月22日、ホームのインテュイット・ドームでのサクラメント・キングス戦に決まっています。そしてその2日後、10月24日には早速クリプトドットコム・アリーナに乗り込んでの古巣レイカーズ戦が組まれているとのことです。移籍後まだ間もない段階で、しかも開幕から2試合目という早いタイミングで古巣と対戦することになるわけで、本人がどんな気持ちでコートに立つのか、注目せずにはいられません。

まとめ

  • 八村のクリッパーズ移籍は、サイン・アンド・トレードが不成立に終わった末のFA契約だった
  • 複数球団のオファーを断ってのLA残留で、契約は2年2800万ドル(2年目チームオプション)
  • 開幕戦は10/22のキングス戦、2試合目の10/24にいきなり古巣レイカーズ戦が組まれている

名門から弱小へ、という見出しだけを見ると寂しい移籍に見えるかもしれませんが、本人が望んでLAに残った経緯を知ると、印象はだいぶ変わってきます。10月24日の古巣対決、今シーズン序盤の見どころの一つとして楽しみにしておきたいと思います。

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