レブロンが通算フィールドゴール成功1万6000本到達、76ersはピストンズに112対106で勝利し8勝1敗

レブロンが通算フィールドゴール成功1万6000本到達、76ersはピストンズに112対106で勝利し8勝1敗
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レブロン ジェームズが、NBA通算フィールドゴール成功数で1万6000本を突破しました。現地時間11月4日、敵地リトルシーザーズ アリーナでのピストンズ戦でのことです。76ersはこの試合を112対106で制し、8勝1敗としてイースタン カンファレンス1位をキープしています。試合前の時点で7勝1敗だった76ersにとって、この勝利は開幕から続けてきた好調ぶりをそのまま維持する結果になりました。開幕から1位を守り続けているチームにとって、取りこぼしを最小限に抑えられているのは何よりの収穫だと思います。

この試合でのレブロンの成績は13得点10リバウンド8アシストでした。得点自体は目立つ数字ではありませんが、リバウンドとアシストでも二桁近い数字を残しており、トリプルダブルに近い活躍だったとも言えます。通算フィールドゴール成功数という長いキャリアを象徴する記録を、この日の1本で突破したことになります。歴代最長キャリアの記録を持つ選手らしく、こうした通算記録はこれからも次々と更新されていきそうです。

プレーメイカーとしての記録も更新中

記録はもう一つあります。レブロンはNBAキャリア通算で205人以上の選手にアシストを記録しており、プレー バイ プレーのデータが導入されて以降では歴代最多の人数だそうです。ひとつのチームに長くいる選手であれば顔なじみの選手にアシストが集中しますが、レブロンの場合は所属チームそのものが何度も変わっているので、この人数が積み上がりやすい事情もあります。それでも205人という数字はちょっとした規模のチーム数十チーム分に相当する人数で、桁違いの多さです。1チームのロースターが15人前後であることを考えると、単純計算でも十数チーム分もの選手にパスを通してきたことになります。チームメイトが入れ替わり続ける長いキャリアの中で、常にコート上の中心にいたことがそのまま数字として残っている形です。所属したチームが変わるたびに新しいチームメイトとの連携を築き直してきたことを考えると、205人という数字の重みがより伝わってくると思います。新加入選手との相性を短期間で作り上げる力も、長く活躍を続けられている理由のひとつなのだと思います。

ピストンズ戦、終盤は1点差までの接戦に

試合内容を振り返ると、第4クォーター序盤にジェイレン ブラウンのジャンパーで76ersが91対75まで16点のリードを広げました。この時点では試合の大勢は決したようにも見えましたが、ピストンズもそう簡単には引きません。そこからカニングハムを中心に反撃し、残り1分5秒にはケイド カニングハムのレイアップで4点差まで迫っています。ホームの大声援を受けながらの追い上げだっただけに、76ersにとっては落ち着いて対応する必要がある時間帯でした。こうした場面でベテランの落ち着きが生きてくるのも、レブロンがチームにいる意味のひとつだと思います。終盤はカニングハムの3ポイントシュートをブラウンがブロックして逃げ切り、76ersはフリースローで加点して勝利をつかみました。土壇場での一本のブロックが勝敗を分けたと言ってもいい試合だったと思います。攻撃だけでなく守備でもシーズンハイの活躍を見せたブラウンにとって、充実した一夜になったはずです。チームの勝利に直結する形で結果を出せたのは、本人にとっても大きな自信になったと思います。

76ersにとっては今季唯一の敗戦が10月26日のホームでのピストンズ戦だったので、今回はその雪辱を敵地で果たした形になります。同じ相手に連敗しなかったという意味でも、良い勝ち方だったと言えそうです。一度負けている相手に取りこぼさなかったのは、シーズンを通して上位を争ううえで大事な積み重ねになってくると思います。

主な選手のスタッツ

選手得点リバウンドアシスト
ブラウン307
エンビード2615
マクシー197
レブロン13108
エッジコム1163

ブラウンがシーズンハイの30得点、エンビードも26得点15リバウンドと中心選手がしっかり結果を出しています。ブラウンにとっては今季最多の得点となり、終盤のブロックも含めて攻守両面で試合を決定づける働きでした。マクシーも19得点7アシストでバックコートを支え、エッジコムもベンチから11得点6リバウンド3アシストと脇役の仕事をこなしました。レブロンは得点以外の部分で貢献する形になりましたが、チーム全体としては理想的な役割分担ができている試合でした。

76ers移籍1年目でのレブロン

今季から76ersへ移ったレブロンですが、チームの主役はあくまでエンビードやマクシーといった選手たちです。ニューヨークからフィラデルフィアへの移動をこなしながらの新しい環境ですが、得点以外の部分でチームに貢献しながら8勝1敗という好成績を支えているのは、長いキャリアを積んできた選手らしい立ち回りだと思います。若いチームに途中から合流する形はこれまでにもありましたが、今回のように移動の負担まで話題になるほど注目された移籍も珍しかったのではないでしょうか。それでも開幕から大きく崩れることなくシーズンに入れているのは、本人の経験値の高さがあってこそだと思います。環境の変化を力に変えられるのも、長く第一線でプレーしてきた選手ならではの強さだと感じます。

通算フィールドゴール成功数や通算アシスト対象人数といった記録は、1試合の活躍で一気に積み上がるものではありません。歴代通算得点ランキングでも上位に立つレブロンですが、こうした記録が静かに積み重なっていく様子を見ると、23年目に入ってもまだ現役で記録を伸ばし続けていること自体が驚きです。得点王争いの派手さはなくても、こういった積み重ね型の記録にも注目してみると、レブロンの凄さがより伝わってくると思います。1試合ごとの得点だけを見ていると気づきにくい部分なので、こうして区切りの数字が出てくるタイミングで振り返るのも面白い楽しみ方だと思います。

23年目のキャリアが積み上げてきたもの

レブロンは18歳でNBAデビューしてから今季で23年目を迎えています。チームを4回変わりながらも、毎シーズン一定以上の出場を続けてきたことが、通算フィールドゴール成功数や通算アシスト対象人数といった記録を支えてきました。けがで長期離脱するシーズンもありましたが、そのたびに戻ってきてプレーを続けてきたことの積み重ねが、今回の記録につながっていると思います。10代でデビューした選手が40代になってもまだ同じリーグで現役を続けているというだけでも、十分に規格外だと思います。体のケアやトレーニングへのこだわりがよく話題になるのも納得で、長く第一線に立ち続けるための積み重ねがこうした記録に表れているのだと思います。

今季は得点面で若い選手たちに主役を譲る場面が増えていますが、そのこと自体がチームの中での役割の変化を示しています。がむしゃらに得点を追いかけるのではなく、リバウンドやアシストで試合に関わり続けるスタイルは、長くプレーを続けるための工夫のひとつなのかもしれません。体力の使い方を試合ごとに調整しているように見える部分もあり、ベテランらしい試合運びの巧さを感じさせます。エンビードやブラウンといった選手たちが点を取る時間帯には、レブロンがボールを運ぶ役に回るような場面も増えてきました。試合の中でギアを上げる時間帯を自分で選んでいるような印象もあり、長年の経験がそのまま生きている部分だと思います。

まとめ

  • レブロンが通算フィールドゴール成功数1万6000本に到達
  • 通算アシスト対象人数も205人以上でプレー バイ プレー導入後の歴代最多
  • 76ersはピストンズに112対106で勝利し8勝1敗
  • ブラウンがシーズンハイ30得点、エンビードも26得点15リバウンド

派手な得点を伴わない記録更新ではありましたが、23年目のシーズンでもまだこうした通算記録を積み重ねられているのは単純に凄いことだと思います。1本のフィールドゴールやひとつのアシストが積み重なって歴史的な数字になっていく過程を、これからもリアルタイムで見られるのはファンとしてありがたいことだと思います。個人的には、レブロンが今季どこまで新しい記録を積み重ねていくのかを引き続き追いかけていきたいです。76ersがこのままイースタンの1位を守り続けられるのかも、同じくらい気になるところです。

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